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2026/1/16

アンケートは、これまで調査会社に依頼して実施したり、近年ではWebサイト上で行われるケースが増えてきました。
一方で、店舗やイベント会場といったオフラインの現場でも、アンケートが大きな力を発揮することは、意外と見落とされがちです。
特に展示会、試食会、ポップアップイベントなどでは、「その場で体験した直後の声」をどれだけ正確に、素早く拾えるかが、次の施策の質を左右します。
本記事では、オフラインの現場でアンケートを活用し、意思決定のスピードを高める考え方と実践方法をご紹介します。
オフラインの現場では、アンケートを実施していても、次のような状況に陥りがちです。
アンケート自体は実施したものの、回答の確認や集計はイベント終了後。
結果が出た頃には、すでに現場は片付けられ、改善の機会は過ぎている。
この状態では、アンケートは「振り返りの資料」にはなりますが、現場で判断を変えるための情報にはなりません。
来場者の属性が想定と違っていた
説明の仕方によって反応に差が出ていた
時間帯によって評価が変わっていた
こうした気づきは、本来その場で分かれば、すぐに修正できたはずのものです。
問題は、アンケートの有無ではなく、見るタイミングにあります。

アンケートを、「あとで集計するもの」から「今、確認するもの」へ。
この設計に変えるだけで、現場の動きは大きく変わります。
午前中の回答から来場者の傾向を把握し、想定とのズレに気づき、午後の説明内容や訴求ポイントを調整する。
アンケートは、現場マーケの意思決定スピードを上げる装置として機能し始めます。
オフラインでアンケートを機能させるうえで最も重要なのは、回答までのハードルを極限まで下げることです。
タナカさんでは、現場の状況に合わせて、主に2つの方法でアンケートを配布できます。
URL形式のアンケートを作成すると、QRコードを自動で生成できます。
このQRコードをPOPやパネルに掲示し、スマートフォンで読み取ってもらうだけで、すぐに回答画面へ遷移します。
展示会や試食会など、立ち止まって確認できる場に向いており、既存の販促物にも組み込みやすい方法です。
NFCタグにアンケートURLを設定すれば、スマートフォンをかざすだけで回答画面を表示できます。
操作説明はほぼ不要で、「こちらにスマホをかざしてください」それだけで完結します。
人通りの多い場所や、接客の合間でも使いやすく、“簡単”な回答体験を作ることができます。
どちらが優れている、ということはありません。立ち止まる場ではQRコード、動線上ではNFC。重要なのは、「今この場で、迷わず回答してもらえる設計」です。

オフライン×即時アンケートの代表的な活用例として、株式会社明治様が実施したチョコレート試作品の調査があります。
羽田空港で外国人旅行者を対象に試食を行い、体験直後にアンケートを実施。
味や甘さの評価を、国籍や属性とあわせてその場で収集しました。
試食 → 即アンケート → リアルタイムで確認という流れを作ることで、
どの国の旅行者に好評か
想定外の反応はないか
海外展開に向けた改善ポイントは何か
といった示唆を、現場で把握できる状態を実現しています。

オフラインの場で、体験・回答・属性をセットで集めることで、商品開発や次のマーケティング施策に直結する判断材料を得ることができました。


アンケートは、回答を集めることが目的ではありません。現場で判断し、次の一手を決めるための情報です。
タナカさんは、Webサイトだけでなく、店舗やイベント会場といったオフラインの現場でも、「その場で聞き、その場で確認する」アンケート運用を可能にします。
QRコードやNFCを使えば、参加者に余計な負担をかけることなく、体験直後のリアルな声を即座に収集し、管理画面で確認できます。
集計を待たずに気づけるからこそ、現場での判断スピードと精度が大きく変わります。
現場マーケを、感覚ではなく判断できる状態へ。
タナカさんは、アンケートを意思決定のための装置として機能させるためのツールです。
